事例紹介
4000名もの営業スタッフを対象とした最適な学習管理システムの導入
クライアントの悩み
課題
飲料業界のある大手多国籍企業は、4000名もの営業スタッフのスキルアップを模索していました。とりわけ、スタッフの営業、リーダーシップ、分析といった能力の早急な向上を望んでいました。
そのために、クライアントは、オンライン学習プロセスの合理化を図りながらも、同社学習・開発(L&D)目標に最適だと思われる学習管理システム(LMS)の選定・導入のサポートをアルテラに求めていました。
解決の試み
アルテラの解決策
この課題に対処するため、アルテラコンサルティングは同社と連携し、以下一連の解決策を講じました。
- 関係者全員(営業スタッフ、営業管理、HR)の要件および期待を特定し、明確に定義
- eラーニングソリューション市場で販売される120種類以上もの多種多様なシステムを要件に照らし合わせて整理し、6つのソリューション候補を細かく評価
- 2種類のソリューションをトライアル運用し、ソリューションの管理担当者や営業スタッフに想定される筋書きを作り(シナリオ作成)、ユーザビリティや機能の相性について意見を聴取
- 社内の意思決定プロセスを通じて、ソリューションにおける得失評価、ソリューションベンダーとのQ&Aを円滑に進めるための補助といった面でクライアントをサポート
- 見積依頼書(RFQ)から交渉、契約締結まで、ベンダー関連の一連のタスクに対応
- プロジェクト管理からソリューションのカスタマイズ、オンボーディングまで、ソリューション導入に係るプロセス全体をリード
- 日本語のユーザーマニュアルを提供し、トレーナー研修を実施
- 展開戦略設計により、クライアントをサポート
プロジェクトの成果
得られた効果
明確なカリキュラム戦略とプラットフォームに合わせた最適なコンテンツで、4000名もの全営業スタッフに学習管理システムをうまく導入できたと、クライアントの商業的能力担当バイスプレジデントからフィードバックをいただきました。
その他の事例紹介
データパイプラインの自動化と ビジネスインテリジェンス(BI)アーキテクチャの構築
ワイン・蒸留酒においては世界トップクラスのシェアを獲得しているある販売会社は、データ取得からビジネス分析に至るまでのデータ管理プロセスにおける処理のほとんどを同社営業担当者による手作業で進めています。
アジャイルコーチング・ITチームの変革
ラグジュアリー製品を専門に扱う多国籍企業の北アジアグループIT部門(日本・韓国)は、「デジタル」化を目的として既存のシステムからの移行を決断しました。そこで複数のプロジェクトを並行して進めていたところ、優先順位付け、遂行スピード、ユーザーの期待との不整合などいくつかの問題が生じたのです。
受注業務でのFAX運用の廃止
ある酒類大手販売会社は、取引する多くの卸売業者や小売業者からFAXで注文依頼書を受けていました。FAXで届く注文書は統一された様式ではなく、送信元の任意の様式が使用されています。
4000名もの営業スタッフを対象とした最適な学習管理システムの導入
飲料業界のある大手多国籍企業は、4000名もの営業スタッフのスキルアップを模索していました。とりわけ、スタッフの営業、リーダーシップ、分析といった能力の早急な向上を望んでいました。
旅行代理店向けテーラーメイド型ERPシステムのローコード開発
アルテラは、ある大手旅行代理店から業務全体のデジタル化についての相談を受けました。クライアントは、業務の効率化を目的として、インバウンド(訪日旅行)ビジネスに特化したERPシステムを求めていました。そこで、既成のソリューションを試してみたものの、ソリューションの設計やユーザビリティ、機能性、サービス等の面でいくつかの問題に直面したため、新たなソリューションを探していました。